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2019.10.9
次世代住宅ポイント・おすすめ交換商品 【洗濯機編】
次世代住宅ポイントの交換に見られる傾向
2019年10月1日の消費税率アップに合わせてスタートした次世代住宅ポイント制度ですが、すでにポイントをゲットし、実際に商品との交換を始める方も徐々に増えてきました。
次世代住宅ポイントの交換商品は、家電、インテリア、雑貨・日用品、食料品・飲料品、スポーツ・健康増進グッズ、福祉・介護用品。防災・避難用品、ベビー・キッズ用品、日本各地の名産品など幅広いカテゴリのものが揃っていますが、当「じせポ!編集部」のリサーチによると、2019年10月現在、ここまでの商品の交換に若干の傾向が見受けられます。
その傾向のひとつが「まずは高額商品を狙う人が多い」というものです。
言い換えると、まとまった額のポイントを手にした方は、普段なかなか手の出なかった高額商品との交換をするケースが多いということ。特にその中でも家電製品との交換が目立ちます。
そこで、この記事では、なくてはならない生活家電の筆頭とも言える洗濯機にフォーカスを当ててみます。
私事になりますが、去年、筆者宅の洗濯機が突然故障して動かなくなってしまったことがありました。もう10年以上も使っていたものなので、修理費用を負担して延命するよりも買い換えた方が良いと考え、近所の家電量販店で新しいものを購入したのですが、近くにコインランドリーもなかったために設置工事に来てもらうまでの数日間に家族の洗濯物がたくさん溜まって、改めて洗濯機の必要性を実感しました。
洗濯機のように季節に関係なく毎日使う家電で、素人には運搬や設置が難しいものは、ある程度の年数が経過したら故障する前に買い換えるという考え方も必要かもしれませんね。
また、ポイント交換の際にひとつ気をつけていただきたいのは、今回の次世代住宅ポイントには使用期限があり、2020年6月30日を過ぎてしまうとポイントが使えなくなってしまうこと。せっかく手に入れたポイントが失効しないよう、期限内に交換申し込みをして上手に使い切りましょう。
洗濯機をポイント交換する際の注意点
洗濯機の購入で注意しなくてはいけないのは、設置と現状品の引き取りです。
設置に関しては、第一に「設置を想定しているスペースに入りきる商品か」の確認は必ずしておきましょう。
特にマンションなどでは洗濯機置き場が最初から決まっていて、コンセントや水道の蛇口の位置との関係で、そこにしか置けないケースが多々あります。当然ある程度の大きさのスペースが確保されてはいますが、念のために新しい洗濯機がちゃんとそこに入りきるか確認しておきましょう。
また、家族の人数に応じた適切な洗濯容量も前もって調べておいて、その条件をクリアする商品を選ぶことも大切です。一般に一人が一日に洗濯が必要になる衣類は約1.5kgと言われています。
今、お使いの洗濯機のサイズやスペックを調べておいて、それを基準にすると安心です。
また、次世代住宅ポイントの商品交換ポータルサイトに掲載されている洗濯機の表示ポイントには、基本的に消費税、基本設置調整料と送料が含まれていますが、下記のようなケースでは別途料金が必要になります。
・搬入が難しい場合
設置の際の搬入経路において、エレベーターがなく階段を使って部屋に運ぶ場合や、クレーンでの搬入の必要がある場合などは、別途料金が発生しますので、事前に確認が必要です。・現状品の引取りや回収
現状品の引き取りや回収についても別途料金が必要になります。商品の設置と同時に現状品の引き取りもしてくれるのかなどは、前もってしっかりと確認しておきましょう。
「ドラム式」か「タテ型」か?
上記の注意点を踏まえた上で様々なラインナップの中から洗濯機を選ぶとき、まずその基準になるのは、「タテ型」と「ドラム式」のどちらを選ぶのか?という点になるでしょう。
そこで、次に「ドラム式」と「タテ型」洗濯機のメリットとデメリットをそれぞれ考えてみます。特にタテ型からドラム式への買い替えをお考えの方は参考にしてください。
◎ドラム式洗濯機のメリットとデメリット
メリット
・衣類への負担が少ない
ドラム式は、洗濯漕が斜めまたは横向きの状態で回転し、衣類が上に行っては落下するという動きによる「たたき洗い」を行います。これにより、衣類をこすり合わせることで汚れを取るタテ型洗濯漕よりも衣類に負担をかけずに洗うことができます。・水道代が節約できる
上記「たたき洗い」方式では、その構造上タテ型の約1/2の水量で洗濯ができると言われています。・乾燥機能の充実
ドラム式の横向き洗濯槽は、洗濯時よりもむしろ乾燥機能の際にその威力を発揮します。約90度の温風を使うタテ型洗濯機の「ヒーター式」乾燥に対し、ドラム式の「ヒートポンプ式」は、65度前後の低温で乾燥させるため、衣類に優しく、乾燥時間も短く、電気代の節約(タテ型の約1/3)にもなります。
このようにドラム式は乾燥機能が充実しているので、洗濯物投入から乾燥までを全自動運転で使った場合、洗濯物を「干す」・「取り込む」という手間が省略できます。特に花粉の飛散する時期や、雨の多い梅雨時などに力を発揮します。デメリット
・大きくて重い
洗濯槽が横向きになっているため、タテ型洗濯機よりもサイズが大きくなり、大きい分、当然重量も重くなります。特に奥行が長いので、設置場所のすぐ後ろに壁がある場合、洗濯機の扉を開けるとスペースの余裕がなくなってしまうことがあります。・価格が高い
タテ型の平均価格が6~8万円なのに対して、ドラム式の価格は10万円~25万円程度と、家電の中でもかなり高額な買い物になります。
注:タテ型洗濯機は乾燥機能のないものが多いため、同容量で比べると平均価格としてはドラム式よりも安くなる傾向があります。・洗濯物の途中投入ができない
水の入った横向きの洗濯槽が回転しますので、一度洗濯をスタートした後で扉を開けると、中の水がこぼれてしまうため、「これも洗うのを忘れていた!」と洗濯物を途中から追加することはできません。
◎タテ型洗濯機のメリットとデメリット
メリット
・比較的コンパクト&スリム
洗濯槽が横向きのドラム式に比べて、タテ型は垂直に配置されていますので、ドラム式よりもコンパクトでスリムです。また、洗濯物の出し入れ口は真上にあるため、設置場所の奥行はあまり気にする必要がありません。・価格が安い
ドラム式のデメリットに書いた通りです。・汚れ落ちがよい
投入した衣類をこすり合わせることで汚れを落とすため、たたき洗い式のドラム式よりも汚れ落ちがよいと言われています。反面、その分衣類が傷みやすいという指摘もあります。・洗濯物の追加投入ができる
スタート時に入れ忘れていても、洗濯物を途中から追加投入することができます。デメリット
・衣類が傷みやすい
たたき洗い式のドラム式に比べて、こすり洗いのタテ型は衣類が傷みやすいと言われています。・乾燥機能が弱い
タテ型洗濯機の乾燥機能は、その構造や特性上、温風の中で舞うように洗濯物を乾かすドラム式にはどうしても劣ってしまいます。タテ型洗濯機でも優れた乾燥機能を持つものもありますが、かなり高額になります。・多くの水量が必要
ドラム式が登場するまではあまり気にしなかった部分ですが、タテ型洗濯機はドラム式の約2倍の水を必要とするという事実は、どうしてもデメリットとしてクローズアップされてしまいます。
最近は節水型のモデルも登場していますが、この点についてはドラム式に軍配が上がります。
じせポ!編集部おすすめの洗濯機はコレだ!
それでは最後に、2019年10月現在、次世代住宅ポイントの商品交換ポータルに掲載されている商品の中から、ドラム式とタテ型で、洗濯容量が10kgのものをそれぞれ1点ずつピックアップしてみます。
※掲載商品は随時更新されますので、この記事をお読みになった時点でこの商品が掲載されていない可能性もございます。あらかじめご了承ください。
素早く洗えて、操作も簡単!単身者の方に余裕の7.0kgタイプ!
・5種類の洗濯コース
標準コース…綿素材の下着など、普段着の洗濯に
ソフトコース…布傷みを抑えて洗濯したいときに
強洗コース…がんこな汚れを洗濯したいとき
毛布コース…毛布など大物の洗濯に
自分流コース…お好みの運転内容を記憶させた自分流洗濯に
・柔軟剤自動投入機能
・お掃除簡単!糸くずフィルター
なお、こちらの製品に乾燥機能はありません。
洗濯容量:7kg
サイズ:幅565×奥行き534×高さ835mm
37,400ポイント
超音波ウォッシャー搭載!
マイクロ高圧洗浄で繊維の奥まで汚れをしっかり落とすハイスペックモデル!
・温水極め洗いコース
衣類の温度を35度前後にすることで洗剤の効果を効率よく発揮させるお洗濯を実現。
・ホームクリーニングコース
マイクロ高圧洗浄と最適なドラムの動きで、衣類の傷みを抑えながらしつこい汚れまでしっかり落とします。
・サッと予洗いコース
わずか約5分でマイクロ高圧洗浄が、洗剤なしでひどい汚れを洗い流します。
・香りプラスコース
最終すすぎ時に衣類をほぐしてから柔軟剤を投入。柔軟剤を衣類全体にコーティングし、柔軟剤の香りを衣類にしっかり付けます。
・プラズマクラスター7000
選択終了後、洗濯槽を水で洗い流し、プラズマクラスターイオンを放出。ドラム内部のカビ菌の繁殖を抑えます。
水で洗えない衣類をスピーディに除菌・消臭。
乾燥時の静電気を抑えて“パチッ”とこない仕上がりを実現。
洗濯容量:11.0kg
サイズ:幅(ボディ幅)×高さ×奥行:640(596)×1104×728mm
320,000ポイント
まとめ
洗濯機を選ぶ際の最大のポイントは、やはり「ドラム式」か「タテ型」か?というところに集約するようです。
それぞれのメリットとデメリットを比較しながら、使い勝手や容量などを考慮して、ご家庭にもっとも適したものをチョイスすることが大切になります。
洗濯機選びのヒントにご活用ください。
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